1コートから3コート製品まで対応しております。塗料の乗りを良くするため材料を脱脂する前処理を行った後、熟練の技術者が吐出量やパターン、エアー圧力を調整しながら手吹きで塗装。その後乾燥室で80℃まで加熱して塗料を定着させ、目視で検査。必要に応じて組付けも行います。それぞれの工程において教育されたプロが作業を行います。
ホイールキャップなど円形製品を塗装する際に用いられる技術です。回転する材料に塗料を吹き付けることで、丸いものでもきれいな塗装が実現します。自動化されているので、品質にばらつきもありません。弊社では回転式自動塗装機を2台導入しているので大量生産にも対応可能。円形製品においては手吹きと比較して作業効率やコストダウンが可能です。
東洋工芸では、前処理は洗浄機ではなく熟練の作業者の手作業で行っております。また、塗料を吐出するコンプレッサー、塗装後の乾燥を行う乾燥炉、製品の品質を測定する測定器に至るまで、プラスチック・樹脂部品の塗装に必要な設備をすべて取りそろえており、お客様の多様なニーズにお応えできる体制が整っています。
塗装作業において不良が発生する大きな原因は空気中のチリやホコリの混入です。弊社のラインにおいては極力ブツや色むらが発生しないよう、常にクリーンな環境を維持し、設備のメンテナンスも実施しております。
高性能な設備を、塗装を知り尽くしたプロが使いこなす。プラスチック・樹脂塗装の専門工場だからこそ、製品の品質が担保できるのです。